「21世紀に取り組むべき2つの戦略」これなら分かる!マーケティングの基礎。
筆者、中卒のバカです。長い道のりがありましたが、紆余曲折ありマーケティング技術を習得しようとかじりついています。
デジタルマーケティングは「デジタル技術」と「マーケティング」の融合。
従来のマーケティングでは実現できなかった事柄をデジタル技術やテクノロジーを駆使して実現しようと試みることです。
勉強を始めて2ヶ月目。「まだ何もはじまっていない」に等しいのですが、勉強したことは即アウトプットして自分のものにしていきたいです。
情報は使ってなんぼ。暗記は読むだけでなく声に出す、紙に書く、整理して話をすることで定着するはず。
今回はデジタルマーケティングの入り口として3つのことを説明します。
【テーマ】
- デジタル戦略
- ブランディング戦略
- ビッグデータの存在
マーケティングの21世紀的戦略は「デジタル」
そもそも「マーケティング」とは何かというと「お客さまに価値を提供してお金をもらうこと」というと活動です。
またデジタルというと「WEB」のイメージが強いかもしれませんが、実際にショッピングをする場所ははECサイト(いわゆるネット通販サイトのAmazon、楽天、Yahoo!など)にシェアが拡大しています。
とは言え、都心にはショッピングビルやコンビニ、郊外にはショピングモールなど「リアル」なお買物をする空間は残り続けるでしょう。
なぜならば洗剤やティッシュ、ラップ、歯磨き粉など消費されやすい必需品であれば、通販での自動補充発注(消費量に合わせて決まったものが定期的に自宅に届く)で事が済むかもしれません。
でも「おいしい」「かっこいい」「おもしろい」など生活のアクセントとして手に入れたいものは「実物を前に一度体験や体感」をしてライフシーンで使っている自分のイメージを掴むことが無いと「話題性があっても買おう」と足を踏み出せませんよね?
どんな趣味に使うグッズも、1度は自分の目で見て触って納得して、後は「お財布と相談して、時期を見て買う場所を決めよう」 なんて感じではないでしょうか。
「価値」は近年「モノ」だけでなく付随するサービスであったり「コト(体験)」も指すようになっています。
「モノ」は簡単・便利・安心して手配できるネットショップで買い、「コト」はリアルショップで「五感」を使って消費するスタイルです。
「コト」の消費に関しては、顧客はコーヒーそのものにプレミアム価格を払うのではなく、 スタッフのサービスや心地よい音楽が流れている雰囲気の良い店で過ごす時間など、 コーヒーの味や香りだけではない体験する」と言ったスターバックスの事例があります。
インターネットやVRはますます私たちの生活に入り込んできて、ネットもリアルが共存する世界となりました。
VRはまだまだ「バーチャル世界」であるとしっかりとしたボーダーがあるかもしれませんが「コト消費」が進む中で、ボーダーは無くなっていくことでしょう。
2020東京オリンピック開催後2022年に私たちは、どこに行ってどのようにグッズを選び、どんな方法で支払いをしているでしょうか?ワクワクしてきます。
「 車が空を飛ぶ」遠くない未来。
価格競争や自発の販促に労を費やすブランディングなき戦略の危険性
話を変えて、流通小売りの「販促・価格戦略の危険性」についてです。
企業になかなかロイヤルカスタマーが育たない理由を考えてみると、以下の考えが生まれました。
「ブランディングイメージを高める戦略が弱いからではないか?」という仮説です。
例えば「マーケティングをします」「売上を伸ばします」というと、みなさんはどんなアクションに出るでしょうか。
「ブランディングイメージが低い」企業の事例でいうとこうではないでしょうか?
「当社の商品は素晴らしい。接客サービスも丁寧です。」と訴え続けます。
企業から消費者へのメッセージの発信として、従来より取られてきた方法で「ベタベタ」。間違った方向ではないかもしれませんが、「お客が何を欲しているか?」の消費者目線が入っていませんよね。
それに対して「ブランディングイメージが高い」企業の事例でいうとなると「何もしなくても、勝手に」売れていき、客が途絶える事がありません。
先のスターバックスをイメージしてみて下さい。セール?やりませんよね。cm放映?しませんよね。ブランド力があるのです。
ロイヤルカスタマーに対して「新商品のサンプリング」をする程度であとは店内サインボードやwebページでの販促が主です。
またブランディングイメージは「消費をするための最適な場所はここである」と消費者に認知してもらうことでもあります。
「慌ただしい仕事を忘れるならこのカフェ」「新作のアイテムが絶対予約できる家電量販店」「演奏技術を磨くための情報交換が出来る楽器店」などなどなどなど。
「欲求を満たすために出かけるなココ」の消費者行動の中に自分たちをエントリーしてもらうための戦略作りが急務だという事がわかりました。
ブランディングイメージが確立され、自然的に第3者からの発信「いいね」が発信される状態がゴールです。
ターゲットは誰か?収集しただけの均一データに重みをつけるビックデータの活用
引き続き理解を深めていき改めて紹介したいと考えているのがビッグデータについてです。
ネット通販などのEC(電子商取引)が良い例ですが、「お客さまの求めるものを品ぞろえする」のは当然ですが、「お客が検索をせずとも」それまでの注文履歴を蓄積して関連・類似・系統をレコメンドしてメッセージを送る仕組みができています。
「あなたへのおすすめ!」そんなカテゴリー紹介を商品検索画面や、ショップから送られてくる電子メールで見かけたことありますよね?
実はお買物したデータを年齢・性別・住所・購入時期・商品群・価格などの項目で記録し、サービス向上を図っているのです。
企業側からすれば「売上アップと顧客との信頼づくり」に、
消費者側からは「話題性のある、自分好みの商品の買い逃し」がなくなる
と、言った効果が期待できるのです。
このレコメンド・メッセージ配信を実現する「ビッグデータの活用」はデジタルマーケティングの鍵となるでしょう。
これからは老若男女に五月雨(さみだれ)に告知する時代は終わり、「30代製造系会社勤務、2世帯住宅で5人家族、前回来店から一ヶ月がまもなく経過するAさん向け情報」といくつかの項目(キーワード)で組み合わせたターゲットで振り分けて具体的に発信されてくるようになるのです。
終わりに
「未来」は近づいてきているどころか、既にそこにあり「見えていないだけ」かもしれません。
従来「人」が自力・時間をかけて取り組まなくてはならなかった仕事も、技術の進歩により「機械が一瞬で終わらせる」ことが出来るようになったもがはたくさんあります。
コンピュータが得意な情報蓄積や計算の速さと人間の知恵が融合してきているのです。
夢のある未来とのギャップを埋めるのは、自分の力。
最後までお読みいただきありがとうございました。