「組織に属すると自由がない」は幻想!僕がフリーランスになったらやっていけない理由。
A:ファーイトー!!
B:イッパーーーーーーツ!!
この境遇を超えられたのは二人が屈強な男たちだからではない。
仕事についての議論はつきません。
自分が「働いている」行為に「感じている価値」は10人10色。
僕もフリーランスで働いてみたいけど、「今、自分が独立したら、やっていけない理由」を挙げたいと思う。
ネガティブに転ぶかポジティブに転ぶか、エントリーの最後で確認いただきたい。
【目次】
1.投資をしてもらいながら経験値も積める。会社組織で働く醍醐味はこれだ。
2.「人間関係が上手くいかなくて」を理由に仕事を選ぶと失敗する理由。
3.会社組織にいたって実は「自由奔放」に仕事は出来る。
1.投資をしてもらいながら経験値も積める。会社組織で働く醍醐味はこれだ。
「お前が就職するときに会社は初期投資として100万はかけるだろうな」
専門学生時代に鼻たらししていた僕に、当時の熱血講師が言い放ったのはそんな人ことです。
やることなすこと評判良く成長している会社でも、今は不調で回復を目指す会社でも会社・事業存続のために「原石(人材)」の発掘には日々苦労をしていることと思います。
僕は「働くこと」はまさしく「マズローの5大欲求」に基づいた「ヒト」として存在を問う「個人事業」だと認識している。
段階的には①「食う寝るの生命維持」を欲し、②「危険回避と言った安定」を求め、③「社会の輪に入り仲間を作る」ことを望み、④「実績を認められ称えられること」を喜びとし、⑤「最後に自分のやりたいことをやりたいようにやる力がほしい」となる。
いずれの段階にしても「戦い(とは自身が思っていてもいなくても)」が起こり、勝たなければならず、自身は淘汰されていく。
先発の「雇うと100万」は契約金とかの話ではなく、ヒト一人採用するにも福利厚生から事務手続き含め届け出から業務に必要な備品の購入からなんやかんやらでコストがかかる。と、言うこと。
「それに見合う働きが出来るように頑張ろう!」間違いのないこの姿勢は大事ですが、「即戦力」になれる機会は、組織の中では「ほぼ無い」のが実態です。
「管理職としての転勤」でない限り、新規で入社してくる人への期待は「技術や知力がある」かどうかよりも「組織に馴染めるか」が問われていたりします。
「いざ、と言うときに役に立つ奴か」とか「組織を分断させるような異質な奴ではないか」だったりします。
前者は、入社後に覚醒する「仕事に必要な技術力」の下地が出来ていて、とっさの時に慌てない肝座りとか、度胸があるかとか。
後者は、組織を動かすポイントは「コミュニケーション力(根回し力)」なので、輪に入っていけること。輪を独自に作れることだったります。
「あれをやれ・これをやれ」と追い立てられていっぱい・いっぱい。
残業・残業で嫌になる。そういう職場もあるのは事実です。
しかしながら「あれをやりたい・これをやりたい」と宣言して
「残業ゼロ、プライベートは好きにやる」は実現不可能なのでしょうか?
僕としては、そうは思えないですね。
2.「人間関係が上手くいかなくて」を理由に独立の道を選ぶと失敗する理由。
理由として「人間関係が上手くいかなくて」はありだと思います。
で、「移った次の環境であれば上手くいきますか?」が問題ありだと思うのです。
「全国展開している大きな会社の中に入る」ことを、1つの働き方としておすすめしたいのは「事業」をいくつも持っていて、日本(もしかしたら海外も)各地で働く可能性があること。
なりたい自分・ありたい自分を描いていれば「未体験の事業」へ手を挙げることもできますし、悪循環な職場に憤っていても転勤により「リセット」できたりします。
「人間関係が上手くいかなくて」は理由になるけど「移った次の環境であれば上手くいきますか?」は問題としたのは「ある出来事による人間関係の崩壊」が見える前者に対して後者は「人と接すること好きではないのでとか面倒くさいので」が無いのかと感じるからです。
「どうしてもできない」ことがあるのは事実。
「中卒のバカ」を掲げている通り、僕は底辺から社会人生活をスタートさせて30半ばにしては満足なポジションに自分を置けていると思います。
「変えられない」ことがあるのも事実。
スタートしてからの軌道修正は当然やっていかなくてはいけない。
スタートラインに立つ前に、考えたり行動できることは無いか。
「人間関係」を作るときに主導権を握っているのは「相手」になってしまっている。
だから「自分」を低くとらえ、対等な「人間関係」を築けない。
ならば、どうするか。主導権を握るしかありません。
強く言ってしまいましたが「主導権を握る」位の心意気が温度感としてちょうどよいはずです。相手も「関係性の主導権を握ろう」としてきてるはずだからです。
「人間関係がとっぱらえて、好きなことを楽しく仕事にできる」がフリーランスになるとはイコールではありません。
3.会社組織にいたって実は「自由奔放」に仕事は出来る。
「会社組織は縦社会で与えられ縛られた仕事しかできないのか?」については思い切り否定します。
働いてみると「上司がやれと言ってくる仕事」は「抽象的」なものが多いと感じますが、そこが「仕事の味噌」だったりします。
つまり上司は「仕事をやった後の状況をイメージして進路・方向性」を指し示す程度に過ぎません。
「やり方(ヒト・モノ・カネの使い方)」は自身の裁量にかかっているのです。
戦略・計画を練り実行し、失敗を反省しカバーするこの繰り返しを「PDCAサイクル」と言います。
上司からの指示に従って「ゴール」を目指すのは「やらされ仕事」に過ぎません。
「やらされ仕事」は達成しても100%の満足感を自分は得られない。せいぜい80%くらいでしょうか。
そこを埋める20%は「自分にしかできない、やんちゃさ」をはめ込むこと。
数字を求められて突貫工事で「数字を作る」結果を達成するだけでは80%。
「数字を維持しつつ右肩に上げられる仕組みを作る」ことで20%カサマシする。
この20%を「自分にしかできない、やんちゃさ」で実現できれば仕事も人生も、きっと楽しい。
なぜ人は権力争いをするのか?この問いへの答えは「自由奔放」に「やりたいことを掲げ」て「人を使い実現する」ことに尽きると思う。
「楽」なことではありませんが、そこで重要視されるのはやはり「人間関係」と「人脈」です。
「人間関係」と「人脈」を構築する適した場所はやはり「組織」。
会社でも組合でもNPOでもNGOでもPTAでも生徒会でも町内会でもなんでも、身近なところに身を置ける「組織」はあります。
組織は、「自分の意見は通用するか?」とか、「手段をはじめとしたノウハウを試す練習する場」にもなる。
人間性を磨くには「人」と繋がり時に摩擦することが必要。
君も参加してみないか!?
結論「それを省いて僕は、フリーランスにはなれない」
mission non complete!