「ニーズ」とは何かを難しく考えて、かみ砕き単純にしてみた話。
人一番「考える」ことと「話すこと」を仕事に持ち込むことが好きです。
なんて言うと「みんなそうだよ」って反発を食らってしまいそうですが、「労働」が生計を立てる唯一の手段とするならば「心・想いなく目の前の作業をこなす」時間が圧倒的に多くて、「時間」の対価として「お金」を貰う生活が毎日毎日続いていきます。
頭脳労働(これを労働と言えるか)は、「知識や思考術」と「決断力」を掛け合わせて、「時間」ではなくて「成果」を「お金」の対価にしています。
そうなりたいものだ。
「カルピスの原液を売る」ような仕事がしてみたい。
原液さえあれば、薄めることで「自分の仕事」を広められる。
本質は何も変わらない。複製によるビジネス。
冒頭の「人一番「考える」ことと「話すこと」を仕事に持ち込むことが好きです。」と言うのは、僕はどちらかと言うと「従来の労働」を地で行かざるを得ない状況の中で、「頭脳労働」にシフトすることを将来設計として描きながら働いていると言うことです。
これもまた「みんなそうだよ」って反発を食らってしまいそうですが。。。。百々めぐりは続く。
さて、「ニーズとは何か」と言うお話です。
このエントリーで詳しく書いていますが、「人間が感じる満たされないこと」がニーズで、そこにアプローチをして、ことを上手く運ぼうとすること(価値の創造)がマーケティングです。
そのマーケティングの戦略の中で重要なのが「相手が一番ピンとくる情報を伝える」ことだと、今日、部下とのコミュニケーションの中で整理できました。
それがイカ(墨ブラックシーフードビッグ)です
例題)
「2種類の資材を発注してください」と資材管理部署の僕が受けたとします。
あいにく「夏休み期間」が控えているので「通常通りの発注ができるものと出来ない」ことが生じてしまいます。
幸いにも2種類の資材とも発注は通りましたが、やっぱり到着日が異なるようです。
「発注」としての作業は完了しましたが、この情報を誰(上司・同僚・依頼主)にどう整理して伝達しておけば、「万が一自分が不在の時の対応も円滑にいく」でしょうか。
シンキングタイム:3分
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解答)
上司には「2つの商品を発注しました。経費は◎◎円かかります。来月の経費です」
同僚には「2つの商品を発注しました。1つは◎月×日、もう1つは△月◎日に届きます。届いたら依頼主に渡してください。」
依頼主には「2つの商品の到着日について連絡します。1つは◎月×日、もう1つは△月◎日です。着荷次第お届けします」
いかがでしょうか。
それぞれに立場で同じ出来事「発注した商品が届く」でも欲しい情報が違います。
上司は「経費」
同僚は「着荷日とお届け先」
依頼主は「着荷日と受け取り方法」
全然、興味と言うか関係することがらが立場によって違うことがおわかりいただけたでしょう。
当事者は実際にこれにしか興味はないし、ほかの情報を聞いたところで「お、おう。。。(で?)」と反応するレベルです。
小さいけど、大きな発見しました。
部下に感謝。
mission complete!