小さな箱から脱出する方法~直面する無数の限界感を突破する自分の育て方

想いを込めた言葉の力が「人を救う」と信じています。中卒→ニート→転職→鬱で3年休職→現在は大手小売業の管理職。 人生で得た知識とスキルをアウトプットし共有するブログです。

「10年以上のタバコ依存」でもこの方法で3年間の禁煙達成!!簡単な禁煙成功法。

 

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たばこの依存から抜け出す前は恐い

「たばこ」が生活の中から消えたとき

ぽっかりと穴が空いてしまい

その「穴」を埋める自信が持てないから

 

「失うもの」が大きいと誤認しているからだ

やめたところで失うものなどない

むしろ「得るものの方が多い」のだ

 

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冒頭に1枚のスクリーンショットを持ってきました。

これは私が「リアルに禁煙をしている年数を表示させた結果」です。

まもなく「たばこを吸わなくなって丸3年」が経ちます。

 

現在は「コンビニで新作たばこを見ても」「喫煙所のすぐ近くを通っても」「飲み会に参加しても」まったく「たばこを吸いたい」と思わなくなっています。

 

「たばこをやめるのに我慢」そんなものは必要ありません!

 

吸い始めたきっかけを語ってみても価値のある情報にはならないと思いますので端的に「これまでチャレンジした禁煙方法」と「禁煙を続けられている現在」についてお話ししようと思います。

 

禁煙をしようと思ったきっかけ

家族では父や祖父もかつては「たばこ」を吸っていたそうだが、私が30歳になったときには一家の中でたばこを吸っていたのは私と弟の二人のみでした。

兄は一切の喫煙歴がありません。

 

文字通り一家の中で「煙たがられていた」のですが、2014年弟から「たばこをやめてみた」と一報が入ったことをきっかけに、私も一緒にと決意を固めました。

1人では怖いけど、誰か一緒に挑戦してくれる人がいることは勇気になります。

 

「たばこをやめようかな」と思い立ったのは、ちょうど休職(会社を休んでいた)時期であり、①「時間的ゆとりはあった」②「お金のゆとりがなくなった」と言う理由もあったが何よりは「息苦しく、たばこを吸うとむせる&吐き気がする」にまで健康を損ねていたことが挙げられます。

 

そして2014年の1月ごろ(だったと思います)から「禁煙作戦」がはじまりました。

 

挑戦した禁煙法

禁煙をするための方法で有名どころはいくつかトライしました。

 

①ニコチンパッチ

貼るだけのニコチン代替え療法、かぶれに注意。1日1回貼り替える。

ニコチンは「身体から抜く」のが最終着地で、パッチに含まれるニコチン量を徐々に減らして離脱症状を防ぐもの。

 

 

②ニコチンガム(ニコレット)

噛むニコチン代替え療法。苦味とミントのフレーバーがするガムを噛む。

「噛む」と言ってもチューインガムのように「くちゃくちゃ」ではなく、噛みしめてガムからニコチンを滲みださせ口腔粘膜からニコチンを摂取する。

 

【指定第2類医薬品】ニコチネル ミント 90個 ※セルフメディケーション税制対象商品

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www.nicorette.jp

 

③禁煙セラピー

指示される期日までは「たばこを吸いながら」たばこに対する誤った知識や思い込み(幻想)を取り除いていく精神療法。

「たばこに縛られている自分を理解する」ことと「たばこの呪縛から放たれた新しい人生」をイメージトレーニングする。

この本を熟読してから禁煙に挑戦したことで禁煙外来の効果も覿面に表れたと思います。

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

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①②は代替え療法で、「ニコチンを欲しがる脳」は「ニコチンを『たばこ』以外の方法から摂取する方法に切り替えること」で「たばこを咥える、火をつける、煙を吸い込み吐き出す」と言う一連の動作・癖・習慣を生活の中から取り除いていきます。

 

10日間まではなんとか「吸いたいイライラ」を我慢(ほんとうに我慢だった)しながら乗り切ったが、気づいたらセブンスターを咥えていました。失敗です。

 

③は最後の一本を味わう時には確かに「たばこのどこが美味しいんだ。こんなもの一生いらない!!」と思えるまでに私は成長していた。

 

しかし、ついこれも魔が差してしまい1ヶ月の壁を乗り越えられなかった。

そして再び吸った時の「頭にニコチンがしみこむようなクラクラした感じ」にトリップ氏「こいつは効くねー」と訳の分からない感想を得たくらいです。これまた失敗です。

 

禁煙は何度でも挑戦できるのですが、経験から言わせていただきますと「一度使った手は2度と同じレベルで効果を得られない」と言うことです。

 

ニコチンパッチ・ガム、禁煙セラピーのすべてが「最初の1回目」に価値があり、今日から(明日から)また頑張ればいいよ。

 

と、自分を励ましてみても「甘い」のです。

 

ただ断りを入れておきますが、上記の禁煙方法は「効果が無い」のではなく、私には継続するのが困難であったということです。

 

最後に私が取った手段は?

 

ずばり「禁煙外来に通う」これだけです。

禁煙外来ですることは

①ニコチン依存症かどうか診断を受け

②呼気から一酸化炭素濃度を調べ

③医師と面談し生活習慣改善のアドバイスをもらい

④チャンピックスなど処方箋をもらう

⑤定期的に通い経過を報告し②~④の処置を受ける

 

これを3ヶ月間過ごし「禁煙外来の治療」は終了です。

医師の指導を受けられ、禁煙外来に通う12週間の治療費は保険の適用を受けられます。

 

お医者さんや看護師さんに「禁煙が継続できており、健康が戻ってきていること」を報

告する診察日がうれしく、私の場合は前向きに「禁煙」に取り組むことができました。

 

当時は憧れの俳優「舘ひろし」さんも「禁煙宣言」をして取り組んだ経過がコマーシャルなどでも流れていて励みになりました。

 

sugu-kinen.jp

 

そして今までの苦労はなんだったんだ?と言う結果で2年11ヶ月が経過しています。

 

 

終わりに

 健康になることは一種「根拠のない自信」が身につくから不思議です。

 

かつてはちょっとしたことがあるとイライラソワソワしていたことが嘘のように、困難に直面しても堂々と落ち着いて物事を考えられるようになったと感じます。

 

禁煙は「たばこをやめた瞬間から」ずっと禁煙です。

「たばこをやめることが出来た」と勘違いをしてはいけないのです。

そう、明日喫煙したら「禁煙失敗」となってしまう危険があるのです。

 

私は禁煙をしたことで、たばこを吸っていたことで失っていた「寿命・時間・毛根」を取り戻しました。

 

貯金は出来ていないけれど、自分を成長させるための投資にお金を回せており、日常生活は充実しています。

 

失うものなど一切なく。得るものばかりなのです。

 

「禁煙外来に通う」

なんだそんなことかとお思いではないですか?

確かに治療費はかかりますが、これから一生たばこにお金をかけるのと比較すると格段に安いですし、私には難なく禁煙できた唯一の方法でした。

 

この「難なく」「辛くない」がポイントなのです。

 

「やめる」と言うのは一瞬。

あとは「吸わない」時間を継続させていくだけです。

 

たばこを吸う方は「たばこをやめる」とイメージすると怖くていっぱいかと思いますが、一歩踏み出してみませんか?

 

私は「たばこにさよならする」これから挑戦しようとする あなたを応援しています。

ハリのある毎日の為に一緒に頑張りましょう!!