小さな箱から脱出する方法~直面する無数の限界感を突破する自分の育て方

想いを込めた言葉の力が「人を救う」と信じています。中卒→ニート→転職→鬱で3年休職→現在は大手小売業の管理職。 人生で得た知識とスキルをアウトプットし共有するブログです。

「メンタル不調を回復」するために有効だった2つのこと。

治りたいという願いはあるけれど

治そうとせず 今はつきあおうと思う。

 

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仕事のミスが続いています。(´・ω・`)しょぼーんです。

 

コミュニケーションの中でいまだ苦手なことがあります。

 

「お願いをする」ことと「怒る」ことです。

 

「お願いをする」言うことは丸投げではないこそすれ「自分の取るべき責任を共有する」ことが心配になり「だったら自分でやる」となってしまいがちで、結局目指したい達成水準にできなかったりしています。

 

「怒る」ことは、感情を仕事に持ち込むということですが「大人げなく怒鳴り強制するる」という意味ではなくて「臨場感を持って達成した事柄を共有・伝達」するときに有効だと思いますが、「恐怖」は「与えるのも与えられるのも」好きではないのです。

 

でも。「お願いをする」も「怒る」も好き嫌い・得意苦手を言っている場合ではありませんね。

仕事は「組織で目指す目標を達成する」ためのものではないのですから。

 

やるべきことは、やりきらなくてはなりません。待ったなしです。

 

さて今回はお薬と体調管理と生活習慣についてお話しします。

「以外?」と思われるかもしれませんが、4年間と長期に渡ってある病気を治療しています。

 

ストレス社会と呼ばれる昨今、メンタル疾患については珍しいキーワードではなくなりました。同じように悩んでいる方は沢山います。

 

「治療には薬」がすべてではありませんが、体調を内側から整えていくには必要なものです。

 

薬との付き合いで改善できたことをお話ししますので、ぜひよろしければぜひ最後までお付き合いください。

 

合う薬をみつけて続ける

5月22日の通院で飲んでる薬が「ジプレキサ0.6mgの粉末」になりました。

3月に25mg1錠、4月に半分の12mgと段階的に減薬しています。

 

3月まではラミクタールを併用していて、主治医曰く「双極性障害仕様の組み合わせ」でした。

 

 <ジプレキサ>

双極性障害いわゆる躁うつ病は、躁とうつの気分エピソードを繰り返す心の病気です。躁状態がひどくなると、妙にはしゃいだり、怒りっぽくなったり、さらには判断力が低下し行動がエスカレートしてきます。逆に、うつ状態に入ると、気分が落ち込み、悲観的になり、ときに命を否定するほどの強い思いにかられます。このお薬のもう一つの効能は、そのような双極性障害に対するものです。気分の高揚をしずめ躁症状を落ち着かせるとともに、うつ病相におけるうつ症状を改善する作用をあわせもちます。

出典:おくすり110番

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179044.html

 

<ラミクタール>

双極性障害いわゆる躁うつ病は、躁とうつ(気分エピソード)を繰り返す心の病気です。躁状態がひどくなると、落ち着きがなくなり、妙にはしゃいだり、怒りっぽくなったり、行動がエスカレートしてしまいます。逆に、うつ状態に入ると、気分が落ち込み、やる気がなくなり、悲観的になります。再発率が高いのもこの病気の特徴で、長期にわたる治療が必要です。

このお薬のもう一つの効能は、双極性障害に対するものです。気分の浮き沈みをおさえることで、双極性障害における躁やうつの再発・再燃を防ぎます。半年間にわたる臨床試験の結果、再発までの時間はプラセボ(にせ薬)を飲んでいた人達(58人)の平均が68日(中央値)、この薬を飲んでいた人達(45人)で169日でした。また、半年間に症状が発現した人の割合は、プラセボで74%、この薬で53%でした。この薬を飲んでいた人達のほうが、平穏な状態が長く続き、再発がおさえられることが確かめられたわけです。

出典:おくすり110番

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1139009.html

 

この組み合わせは、2014年千葉に住んでいた時に通っていた心療内科の先生です。

 

がんばりすぎ⇒反動⇒燃え尽きのパターン化でどんどん「うつ状態」がひどくなる私を観察し治療方針が定まるには長い時間を要しました。

就職してからの「うつ」の発症は2012年のことで、それから実に2年間処方いただく薬のパターンが定まらず、足したり減らしたりの繰り返しだったのです。

 

当時の私も「馬鹿」だったと思いますが、こころの中には「薬は劇的なものがあるはず=すぐ病気が治る」と勘違いをしており「効き目がない(効くまでに時間がかかったり)」の一点張りで「違う薬に変えてくれ」とことあるごとに訴えていました。

 

先生は本当に手を焼かれたことでしょう。

 

どの位の期間、どの薬を、どれほどの量飲んだのか記憶がありません。

 

お薬手帳は保管しているので確認はできますが。。。。意味のないことなのでしません。

 

日常生活のサイクルを整える

「タンパク質だけを取っていても筋肉ムキムキにはならない」

 

「フォースコリーを飲んでいるだけは痩せない」

 

と、同じで薬を飲んで寝ているだけで「メンタル不調」は改善されません。

 

症状に合わせた一歩一歩の生活習慣改善や、「社会」との接点を少しずつ増やす認知行動療法をしていくことが大切です。

 

私は他人と接することへのコンプレックスから引きこもり、昼夜逆転した生活をしていた期間が長かったものですから先生のアドバイスにより薬の定着が見られてから「リワーク施設」に通所することとしました。

 

リワーク施設はメンタル不調などの理由で休職している人に対して「社会・会社へ復帰するためのサポート」をしてくれる場所です。

 

医療法人もあれば、都道府県などの社会福祉協議会が実施しているところもあります。

 

リワーク施設の通所は2か月半程度でした(改めて機会があれば当時のことをお話しします)が卒業するころには、十分復職できる準備ができる状態になることが出来ました。

 

メインで取り組んだことは①規則正しい生活②他の生徒さんとの積極的交流③ストレス対処法の3つです。

 

どれも一人では訓練できないことですので貴重な経験をさせていただいたことが、今でも活かせていると思います。

 

終わりに

合う薬が決まって、体調管理が自身でできるようになって、生活習慣が改善されるとそこで安心してしまいがちですが「油断は禁物」です。

 

特に私と同じ「双極性」の疑いがある方は特にです。

 

幸い「元気になり過ぎる」ことは、意識的にセーブしたりとコントロール下におけるようになってきました。

 

ラミクタールが減ってどうなるでしょう。

 

約3年間飲んできたお薬です。

 

幸い「悪い」影響はこの2か月間は出ていないようです。

 

「双極性のエピソードが無さそうだし飲まなくて済めば」と主治医からの判断で減りましたが、様子を見て再発するようであれば再開せねばなりません。

 

一時的な「メンタル不調」ではなく、双極性は脳の病気なので生涯続くともいわれます。

 

復職してちょうど2年が経ちます。

 

「まだまだ先は長いけれど、治らなくても、つきあいながらでも生きていこう。」

 

焦らなくても私は人生のまだ半分も生きていないんだから。

 

こんな話を職場ですることは、なかなかありませんが話したとしても

 

「そうは思えないけど?」って言われるのが一番うれしいのです。

 

「病気を忘れる瞬間だから?」いえいえ違います「社会と共存できている(同じ時を同じ人間として自然に生きている)自分でいられている」ことがうれしいからです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。