CHAGE&ASKAの名曲PRIDEから学んだこと
CHAGE & ASUKA(1989年当時)の名曲PRIDEは10周年記念アルバム「PRIDE」のディスク1の2曲目に収録されています。
私がはじめてこの曲に触れたのは10歳の時(1992年)。誕生日に親にねだって買ってもらったのがこのアルバムでした。
友達が家に遊びに来ればCDプレイヤーで流し続け、CHAGEとASKAの写真が盛りだくさんのブックレットはよれよれになるほど何度も何度も見返しました。
以来飽きることなく25年間フェイバリットアルバムとして聴き続けています。
今回のブログはCHAGE&ASUKA「PRIDE」より「成長」と「自尊心」について学びたいと思います。
PRIDEとは「自尊心」のこと。自分の人格を大切にする気持ち、思想や言動などに自信を 持つこと、他者の干渉を排除しようとする態度などを表します。
まず私の思うこの曲の印象ですが、非常にドラマチックな展開ですが「重く」どちらかと言うと心の深層にある「ネガティブ」な感情との向き合いを感じます。
冒頭から「思うようにはいかないもんだな 呟きながら階段を登る」よりわかるのは挫折に直面し、障害を乗り越えようと上を見上げ歩むさまを表しています。
さらに「夜明けのドアへたどり着いたら 昨日のニュースと手紙があった」からは闇から光さしはじめた心に 過去になってしまった出来事が現実(闇)に戻そうとしています。
「愛する人との別れを見つめ直し、伝えることのできなかった言葉があふれてくる」失恋をすれば誰もが、このもどかしさを感じることでしょう。
言葉を重ねることは、想いを伝える行為としてとても有効ですが、相手の心(受皿)なくしては言葉は意味をなしません。
このことは「SAY YES」で歌っています。
人の成長には「成功」だけではなく「挫折」した経験や「現実と理想との葛藤」も必要です。
CHAGE&ASUKAのPRIDEは「挫折」「葛藤」と向き合った時、「立ち上がるための原動力となるのはPRIDE(自尊心)である」歌っていると思います。
1コーラス目は「心の鍵を壊されても失くせないものがある」
・・・心の鍵を壊されるというのは「こころに秘めたるもの・ありのままの自分をさらけ出すこととなっても」と捉えました。
また、2コーラス目は「思い上がりと笑われても譲れないものがある」
・・・「思い上がり」は時に自分を大切にしようとするあまり「実際より自分を大きく見せようといいきになっているように見られたとしても」でしょうか。
逆境には対峙し、波には押し流されない姿勢。
いつの日も自身が存在するための柱として「PRIDE(自尊心)」は失くせないし、譲れないのです。
私は10歳の時に、このPRIDEに出会って本当に良かったです。
楽曲やメロディーの心地よさだけでなく「歌詞に込められた意味(あくまでファンとして、解釈を委ねられた領域において)」を租借し理解するには時間がかかりましたが、CHAGE&ASUKAの良質な音楽や言葉は「私の成長」を大いに促してくれました。
たくさんのフェイバリットソングがあるので、またの機会に触れていきたいと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。
【今回のテーマ】CHAGE&ASKA 10周年アルバム PRIDE
- アーティスト: CHAGE&ASKA,青木せい子,澤地隆,飛鳥涼,CHAGE,松井五郎
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2001/07/18
- メディア: CD
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【ASKA最新書籍】
今日、もう一度読み返してみました。
「事件の謝罪」「騒動の経緯」「冤罪の訴え」の柱で書かれています。
ASKAさんはこの著書で「決して自分に都合のいいようには語らない」ことを徹底されています。
一部の描写は、ファンとしては心を痛めてしまう場面もあります。
いまだ誤解(ASKAさんを受け入れられない)をされている方もいらっしゃると思いますが、私はASKAさんの言葉を信じてこれからも応援していきます。
ブログランキング参加しています!応援してもらえるとうれしいです。