小さな箱から脱出する方法~直面する無数の限界感を突破する自分の育て方

想いを込めた言葉の力が「人を救う」と信じています。中卒→ニート→転職→鬱で3年休職→現在は大手小売業の管理職。 人生で得た知識とスキルをアウトプットし共有するブログです。

それは秘密です!

猛毒の回で出した「それは秘密です」について続報です。

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写真は某新宿の老舗レコードショップで2017年2月に入手したカセットテープ版です。

この商品は1986年発表・状態Bと言うことですが開封してみたところ(シェルはもともとされていませんでした)

なぜかインサート含め「海賊盤」のにおいがプンプンします。

理由としては4つありまして、a)ジャケットに経年劣化のヤケやヨレがない、b)インナーは背景の絵が見えないほど印刷が滲んでいる c)歌詞カードがないd)問い合わせ先の部分が消されている(時代としては住所・電話番号はジャケット記入で音源やライブの情報はバンドとファンで直接やりとりも普通だった)
 
 
発表当時の製品を手にしていませんし、他プレス品を見ていないのでなんともいえないのですが(中野のレコードショップには高額な値がついて天井からぶら下げられているのを見たけど)
  もともとインディーでコレクターズアイテムなのでそれはそれで「これが本物だ!」と言い切れます。

音源だけを拡散するために用意したもので、別に「完全版・マスター」があり、CD化の方は復刻にあたって「完全版」を使用した可能性もあります。

インディペンデントなので作成者の手元には自作したオリジナルのカセット音源やジャケットのマスターがあり、それをコピーにコピーを重ね劣化していくものを拡散しているのが時代としてスタンダードだったでしょう。当時は様々なものがアナログです。
 
それだけ憶測を生むように情報のない作品なのですが 肝心の音は、、、、カセットプレイヤーないので聴いていません。

復刻「それは秘密です」のCDの方はノイズ・ノイズ・ノイズ!他には類のない世界観です。

しかしこのカセットテープ版を所持していて感じる問題は「全然違う曲が入っていたらどうしよう」という心配です。

つまり「別物のカセットに適当にコピー印刷したカセット発売当時のジャケットを着せただけ」だったら詐欺じゃないですか。。。

ラベルすらカセットテープに貼ってないですしね。

 猛毒の別の作品のキャッチコピーには「インディーなのに海賊盤まで出回った」ってのもありましたね。

猛毒のアルバムについては情報がネット上にもあまり出回ってないと思うので、知っている情報だけでもまた機会があったら紹介します。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おまけ【曲目だけでも】
★猛毒・それは秘密です!(1986発表)
曲目:Aめん
   1・FUCK OFF
   2・それは秘密です!
   3・聾
   4・啞
   5・ホコリだらけのタン壺
   6・水島ビンビンビン
   7・カッパのキザクラ
   8・北島+水前寺=山本譲二
   9・林家こん平
   10・精力的な巨大カン腸
   11・サリドマイド
   12・GoGOジンギスカン
   Bめん
   13・このごろ少し変ヨ
   14・まことちゃん
   15・■■のパンツを下ろせ!(■の部分は光のあたり具合でかろうじて読める)
   16・ドッキリカメラすべら~ず
   17・Go To HELL!!
   18・麻痺
   19・難民
   20・ぼけ老人
   21・白黒
   22・殺せ!
   23・障碍者
   24・ナンミン
   25・毒殺
   26・中国残留孤児
   27・被爆
   28・サカガミ
   29・白人黒人
   30・ボケ老人
   31・KILL the 肥満児

猛毒に侵されて22年

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「猛毒」と言うと触ったり飲んだりとかで「体内に入るとヤバイもの!」なんですが

 みなさんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
 
わたしの中で「猛毒」と言えば「殺害塩化ビニールのクレイジーSKB社長」のバンドです。

猛毒(もうどく)は、日本ロックバンド。所属レコードレーベル殺害塩化ビニール

スラッシュ・メタル調の演奏に、ボーカルTHE CRAZY SKBが芸能人の名前を叫びまくるスタイルの一方、初期からコンピューターによる打ち込みやサンプラーを多用し、中期以降はグレイトフル・デッドなどサイケデリックサウンドに影響を受けている。また、後期になると、メンバーの演奏能力の向上に伴い、プログレッシブ・ロックを想像させる組曲形式の楽曲製作を行っていた。しかしながら、曲の壮絶な内容の過激さから、アルバムが日本国内でCD製作業者からプレスを拒否されたことがある。その余りの過激さは電気グルーヴをして「俺達もまだまだだな」と言わしめた。リリースの度に発禁処分を受けているために生産数そのものが少なく、過去のアルバムも再発売不能なため、オークション等で高値取引される事も多い。

同メンバーによる、別名義のユニットとして「昆虫」、「超合金」が存在していた。

出典:猛毒 - Wikipedia

 

バンド「猛毒」の起源は「恐悪狂人團」というさらに危ないバンドで、

このバンド活動をクレイジーSK社長がスタートさせたのは、なんと「1982年(社長14歳・そして私の産まれた年)」と言うのだから驚きです。

1986年と言うと、社長は18歳。。。。未成年・やんちゃのノリにのった時期だったんでしょうね。特有のエネルギーが収録されている音から伝わってきます。

ただ。演奏下手なんだ。本当に。いや演奏といえないかもしれない。「表現」の一つであることは確かです。


そんな「猛毒」と私の出会いは忘れもしない「小学校の6年生卒業式の日」。

私も「小学生の自分」と決別して新たなステージに立ちたい心境だったのでしょう。

祖父母からお祝いにと貰った臨時の小遣いを握りしめ(祖父母の意図と反し) 近くのCDショップへいったことがはじまりでした。

市内にあるCDショップでは珍しく、そこには「インディーズコーナー」があり、これまた奇跡的に再発されたばかりのタイトルを含め「猛毒」のCDが7点も陳列されていました。

記憶ではすべて「面だし陳列」です。


今思えば「それは奇跡」です。現在ならまずそんな光景はありえない。


 バンド名はバラエティ番組の「インディーズ特集」で知っていたのだけど

得体のしれないバンド(当時の私はインディーズという言葉をよく理解していない)の「魅力」「響き」に惹かれて、少年は持っている小遣いで買えるぎりぎりラインの金額のCDを選び勢い勇んで買って帰ったりました。

「毒感染」スベテノハジマリだったのですが、、、、
  
1番良くなかったのは1stカセットの復刻「それは秘密です」であったことです。

ノイズ、異様な音のうねうね、不気味な叫び、歌詞カードは不謹慎極まりない文言、フォトは白黒で潰れ すべてが不快でした。

私は近くの中古CD屋に飛んでいき。。。

300円で買い取って貰いました。

刺激が強すぎたのです。「嫌悪感」という言葉は知らなかったけど体験しました。
 
そして2100円(税込み)で買ったものが、聴き終わってすぐに(たぶん1時間程度)で300円に換金されてしまう「世の中(ビジネス)」というものを少年は学習しました。

ディスクユニオンであればレートは違ったのかもしれない。

結果として、十分にファーストコンタクトで毒が回ってしまった私は、程なくしてあの「石松」と「16文」の復刻CDを買ってしまいます。

その頃からCDショップで「猛毒」の文字をみただけでエレクとしてしまいそうなくらい条件反射が起きるようになりました。
 
「石松」と「16文」は買ってからというもの中学校に進学して新しくできた友人とゲラゲラ笑いながら何度も聴きました。

免疫がつきはじめ18になるころには「これで終わりだと思ったら大間違いだ!」と上記の「それは秘密です」以外はすべて持っていたと思います。※当然それら2つも入手出来て今でも大切に保管しています。


「猛毒」への感染から21年がたつち、人生の半分以上の解毒しないままであり続けています。

最近はプレイヤーにセットして聴くことはあまりなくなったけど、殺害塩化ビニールのCDは定期的にチェックして気になったのは買っています。

ログデナCD-Rシリーズという企画は非常に面白い。666円均一でマシンガンのように発射されるタイトルの収集はコレクターごころをくすぶらせるのです。

嗚呼まんまと毒に侵されてしまいました。この毒はこのままも抜けないでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログ始めました

 

 

本業ではありませんが2000年よりwebメディアで活動しています。

 

このブログでは、私が日々収集している「情報のまとめ(知ってよかったこと・面白かったこと・驚いたこと)」を発信していこうと思います。

 

現在の関心ごと(取り扱いたいキーワード)は以下ですが、随時追加変更していこうと思っていますのでキーワードにグッと来たらぜひ、読んでいったくださいね★

 

【取り扱いたいキーワード】2017/3/27現在

DTM / プロレス / 肉体改造 / Webマーケティング / TVゲーム

インディーズバンド / プロテイン / ランニング / 読書 /

 

よろしくお願いいたします。

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その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
初出掲載:2017年5月3日

 

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初出掲載:2017年5月3日